光フィルタ

santecの光フィルタは、MTFシリーズとWDMシリーズの2種類があります。
MTFシリーズは、静電MEMS(Micro Electro Mechanical System)技術を使用して開発された、光通信向けのノイズ除去フィルタです。主にデータ通信用の光トランシーバに組み込まれ、SFP(Small Form-factor Pluggable)やCFP2(C Form-factor Pluggable 2) といった次世代小型トランシーバ規格に対応しています。このフィルタは、光信号の伝送中に発生するノイズをファイバ内で効果的に除去することで、光パワーを増幅した後に残る不要な雑音光を減らします。その結果、信号の品質が向上し、光通信の安定した運用に役立ちます。特にEDFA(Erbium-Doped Fiber Amplifier)を用いた長距離伝送や、WDMなどの高密度ネットワークで効果を発揮します。また、MTFシリーズはテレコムだけではなく、宇宙通信、レーザー分光、量子光学、精密センシングなどの先端分野でも応用が期待されています。
WDMシリーズは、低損失・低PDL・低分散という優れた光学特性を備えており、Telcordia GR-1221に準拠した信頼性試験にも合格。フィールド実績においても高い信頼性が確認されています。
その他、WSS-2000は、LCOSベースのプログラマブル光フィルタで、帯域可変・減衰・スイッチング・位相制御に対応、次世代光ネットワーク評価に最適です。

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