波長・減衰量可変光フィルタ
MTF-VOA
- コンパクトサイズ7.5 x 5.5 x 3.5 (W×D×H)
- 透過波長と光減衰量の独立設定
- 最小ファイバ曲げ半径 5 mm
- クラッド径φ80 µmのファイバ対応
- 12 Vの低電圧駆動

概要
MTF-VOAは、当社独自の静電MEMS技術を基盤とした、可変光アッテネータ(VOA)と可変光フィルタ(MTF)を一体化した集積型光コンポーネントです。
透過中心波長の調整(可変幅:約40 nm)と、最大35 dBまでの光減衰量の制御をそれぞれ独立して行うことができ、1台で2つの機能を実現します。
超小型パッケージ(7.5 × 5.5 × 3.5 mm)と12 Vの低電圧駆動により、小型化・低消費電力化が求められるQSFP-DDやCFP2-DCOなど、次世代スモール・フォーム・ファクタ(SFF)光トランシーバへの搭載に最適です。
-

コンパクトサイズ
高密度実装や低消費電力、設計自由度の向上など多くの利点を実現。
-

超狭帯域 3 dB帯域50 GHz
3 dB帯域幅50 GHzの超狭帯域により、隣接チャネルとの干渉を抑え、より高精度な波長選択や信号分離が可能。
-

Telcordia GR-468準拠
高信頼・高耐久性が求められる通信インフラへの安心な長期導入が可能。
-

RoHS対応
環境に配慮したRoHS対応で、有害物質の使用を制限し、持続可能な製品作りをサポート。
-
カタログ
アプリケーション
- データセンター向け通信機器
- QSFP-DD/CFP2-DCO規格対応光トランシーバ
- 高速光通信システム
- 5G/6G通信ネットワーク
- 光パワーモニタリング
仕様
- 最大減衰量: 35 dB
- 挿入損失: 3.2 dB(初期値)
- 3 dB帯域幅: Min 120 GHz, Max 175 GHz
- 帯域外消光比: 25 dB
- 外形寸法: 7.5 x 5.5 x 3.5 (W×D×H)
詳細はカタログをご参照ください。
特性データ例
測定スペクトラム
測定スペクトラム

