光パワーモニタ
santecの光パワーモニタは、光通信ネットワークにおける高精度な光パワー測定と信号品質のリアルタイムモニタリングを実現する、信頼性の高い光通信向けデバイスです。主にデータ通信用の光トランシーバに内蔵され、SFP(Small Form-factor Pluggable)やCFP2(C Form-factor Pluggable 2)などの規格に適合した超小型部品です。
さらに、海底ケーブルシステムやWDMネットワークなど、長距離・高密度光通信にも応用されています。通信インフラの進化に伴い、光ネットワークの安定稼働には常時かつ高精度な光パワー監視が求められています。santecの光パワーモニタは、ネットワーク信号に影響を与えることなく、光パワーを検出・分析し、通信品質の可視化と障害の早期発見に貢献します。
タップ統合型光パワーモニタシリーズ
これらは、ファイバから微小な光量を分岐し、フォトディテクタで検出するタップ機能付き光パワーモニタです。
信号経路を維持したまま、光信号に影響を与えずに光パワーのリアルタイム測定が可能です。
ファイバーピグテール付き光パワーモニタシリーズ
PDAシリーズは、ファイバからの光を直接フォトディテクタで検出する構造を採用した光パワーモニタです。
片方向出しファイバ構造とコンパクトなパッケージ設計により、光トランシーバやラインカードなどのサブモジュールへの高密度実装に最適です。
小型でありながら高性能を実現し、機器の省スペース化と設計自由度の向上に寄与します。
光パワーモニタモデル一覧
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アイソレータ付き超小型タップフォトディテクタ
光アイソレータ内蔵の超小型タップPD、QSFP-DD対応。
コンパクトサイズ1.2×12×1.2 mm (W×D×H) アイソレータとパワーモニタの複合機能 φ0.16 ベアファイバ対応 最小ファイバ曲げ半径 5 mm RoHS対応 -
小型タップ機能付きフォトディテクタ
高ダイレクティビティ・小型設計、SFP対応。
コンパクトサイズ1.8(D) x 14(L) mm (UTP-1) Telcordia GR-468準拠 最小ファイバ曲げ半径 5 mm RoHS対応 -
ミニチュアタップ機能付きフォトディテクタ
小型高感度の光パワーモニタ、広帯域・高信頼対応。
コンパクトサイズ3.2(D)X20(L) mm (MTP-1) Telcordia GR-468準拠 最小ファイバ曲げ半径 5 mm RoHS対応 -
タップ機能付きフォトディテクタ
タップ機能搭載の小型高感度光パワーモニタ。
コンパクトサイズ3.5(D)X 21(L) mm (IPD-1) Telcordia GR-468準拠 最小ファイバ曲げ半径 5 mm RoHS対応 -
ユニディレクショナルタップ機能付きフォトディテクタ
高ダイレクティビティの小型光パワーモニタ。
コンパクトサイズ4.4(D)x25(L) mm (IPD-1) Directivity特性 Telcordia GR-468準拠 最小ファイバ曲げ半径 5 mm RoHS対応 -
ファイバピグテイル付きフォトディテクタ
高感度・実装性に優れた小型光パワーモニタ。
コンパクトサイズ3.5(D)X 21(L) mm (PDA-1) Telcordia GR-468準拠 最小ファイバ曲げ半径 5 mm RoHS対応 -
デジタル信号出力のマルチチャンネル光モニタ
デジタル出力対応の多チャンネル光モニタ。
コンパクトサイズ38×11.9×38 mm (W×D×H) Telcordia GR-468準拠 デジタル出力タイプ RoHS対応