LCOSベースのプログラマブル光フィルタ
WSS-2000
- プログラム可能な任意の波形生成およびパルス整形
- LCOSによる高分解能な波長・帯域可変制御(設定分解能:0.78 GHz)
- 急峻なフィルタスロープ: 400 dB/nm(代表値)
- 光スイッチ構成: 1×1、1×2、1×4に対応
- 位相コントロール機能(オプション)

概要
WSS-2000は任意の光スペクトルをプログラム生成可能な LCOSベースの光フィルタです。santec独自のLCOS技術により 柔軟性に富んだ帯域可変、減衰制御、スイッチング動作を実現。さらに位相コントロール機能にも対応しております。WSS-2000は次世代光ネットワークの評価及び検証に適しており、高速信号用の光イコライザ、DWDM(光波長 多重通信)やOFDM(直交周波数分割多重方式)チャネル選択フィルタ、WSSエミュレータとして、各種測定にご利用いただけます。また、評価用デモ機をご用意しています。
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波長・帯域設定分解能0.78 GHz
細かな調整が求められる光通信システムや測定において優れた性能を発揮。
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フィルタスロープ400 dB/nm
極めて急峻なフィルタ特性を実現し、不要な波長成分を効果的に除去することで、信号の品質向上と通信効率の改善に貢献。
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多様な光スイッチ構成
システムの柔軟性を高め、さまざまなネットワーク要求やアプリケーションに最適な構成を選択可能。
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位相コントロール機能
光信号の位相調整を精密に行い、より高精度な信号処理と柔軟なネットワーク調整が可能。
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カタログ
アプリケーション
- 高速信号用光イコライザによる光アンプの評価・試験
- 波長多重通信 (WDM) 100 Gb/s、400 Gb/s などの高速伝送試験
- 調整可能なDWDM、OFDM用チャネルフィルタ
- フレキシブルな試験・測定
- 次世代光波長クロスコネクト
- パルス整形
- 光コム発生
- 波長選択スイッチ (WSS) エミュレータ
仕様
- 動作周波数範囲: 191.250 to 196.150 THz
- 周波数設定解像度: 0.78 GHz
- 減衰制御範囲: 0 to 20 dB
- 挿入損失: 5.5 dB(代表値)
- リターンロス: 35 dB(代表値)
詳細はカタログをご参照ください。
特性データ例


位相コントロール機能においては下記の項目をパラメータとして設定可能です
- Phase Setting
- Group delay Setting
- Chromatic dispersion Setting
ソフトウェア
WSS-2000で利用可能なソフトウェア(Windows対応)は、ダウンロードページより入手いただけます。
- GUIソフトウェア: WSS-2000の基本操作が可能。
ダウンロード
よくあるご質問
- Q. デモ機のレンタルは可能ですか?
- はい、可能です。スケジュールを調整いたしますのでお問い合わせください。デモ機の貸し出し期間は通常2週間です。
デモ機ご利用後は、アンケート回答をお願いしております。詳細は評価用デモ機の貸し出しを参照ください。


