導入事例

空間光変調器の導入事例

santec製品をご利用いただいているお客様の声を紹介します。 導入の際の具体的なご利用イメージをご確認いただけます。

量子コンピュータ研究

昨今、注目を集める量子コンピュータ研究の分野で、空間光変調器が利用されています。アメリカ合衆国のマサチューセッツ工科大学(MIT)でのアプリケーション事例です。研究室ではsantecのSLM-200が7台、SLM-300が1台、SLM-210が1台、量子コンピュータを実現するための研究に使用されています。(2022年5月時点)

計算機合成ホログラム研究

東京農工大学 大学院工学研究院 先端電気電子部門 生体医用システム工学科電気電子工学科 高木康博教授のアプリケーション事例を紹介します。 計算機合成ホログラム研究において、空間光変調器が利用されています。東京農工大学では立体ディスプレイ、ホログラフィック・コンタクトレンズディスプレイ、デジタルホログラフィーなどの研究にsantecのSLMが使用されています。

マイクロ・ナノ加工実験

徐宗伟 教授

天津大学

我々の研究室ではフェムトレーザービームの調整、波面補正及びマイクロ・ナノ加工の応用分野で空間光変調器SLM-200を利用しています。マイクロ・ナノ加工実験ではSLM-200が備えるAPIがレーザーを動的制御できます。

波面補正、2次元位相ホログラム

Mr. Christopher Panuski
Massachusetts Institute of Technology

マサチューセッツ工科大学

我々の研究室では量子情報と集積フォトニクスの応用分野で、大規模でダイナミックな光学ビームアレイの生成に空間光変調器SLM-200を利用しています。
実験では波面補正データをAPI経由でSLMに適用し、理想的な2次元位相ホログラムを生成しています。

電磁相互作用

Dr. Moussa N'Gom,
Rensselaer Polytechnic Institute, USA

レンセラー工科大学

santecのSLM-200は当研究室の光学設計における波面制御に多大な自由度をもたらしてくれます。
SLMで空間位相制御されたレーザー光は物質中の電磁相互作用の研究に貢献します。santecのSLMには多数の波長選択オプションがあるので実験を最適化するのにも役立ちます。

ホログラムディスプレイ開発

Dr. Hamid Hasani Balyani
Northwestern University, USA

ノースウェスタン大学

SantecのSLM-200はホログラムディスプレイ開発の干渉実験で利用されています。
SLMを用いた演算処理により2次元の位相ホログラムを基に3次元のイメージ像を形成することができます。SantecのSLMは10bit(1024階調)で位相ホログラムを形成できるので、我々が目指す広いダイナミックレンジのディスプレイ実現に不可欠なツールです。

ケーススタディ募集

SLM(Spatial Light Modulator)をご利用いただいているお客様からのフィードバックを募集しています。

提供いただいた情報は、ケーススタディとして公式サイトで公開され、製品開発や改善に役立てられます。(事前に承諾を得た上で公開します)
あなたの研究論文が、santecのWebサイトを訪れる多くの方の目に留まります。ぜひケーススタディの投稿をご活用ください。
ケーススタディの応募は随時受け付けています。

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