高出力レーザー向け空間光変調器(200W耐光)
SLM-300
- 耐光性: Max 200W
- 波長: 532, 800, 1064 nm
- 水冷式冷却で安定した動作
- 位相安定性: 0.003π以下(代表値)
- 10-bit(1024階調)対応
- 解像度: WUXGA(1920×1200)
- メモリー機能、入出力トリガー機能
- 設置自由度の高い延長フレキシブルケーブル
- 波長に応じて選べる3タイプ:
波長: 532, 800, 1064 nm - 機器組み込み用モデルSLM-30あり(小型・低コスト)

概要
SLM-300は、最大200Wクラスの高出力レーザーに対応したLCOS型空間光変調器です。WUXGA(1920×1200)の高解像度と、位相安定性0.003π以下(代表値)の高い再現性を誇り、10-bit(1024階調)による繊細な位相制御が可能です。水冷式冷却により長時間でも安定した動作を実現します。対応波長は532 nm、800 nm、1064 nmで、レーザー加工、3Dプリンタ、IC用レーザートリミングに加え、金属加工やバイオ・光学研究など、幅広い高出力用途に対応します。
機器組み込み専用のSLM-30モデルもご用意しております(小型・低コスト)。
-

200W耐光
レーザー加工、3Dプリンタ、IC用レーザートリミングなど高出力レーザー用途に最適
-

高解像度
高解像度のWUXGA(1920×1200)と10-bit(1024階調)により、繊細なパターン再現が可能。
-

低フリッカー雑音
位相安定性0.003π以下
-

柔軟な
カスタマイズsantec独自開発の空間光変調器で実現するカスタム対応
-
カタログ
アプリケーション
- レーザー加工
- 3Dプリンティング
- ICトリミング
- 波面補正
- パルス整形、ビーム整形
レーザー溶接シミュレーション
ビーム強度分布の最適化により、(1)スパッタ飛沫粒子の低減、(2)溶接内部の気泡・空隙低減、(3)溶接痕の縮小、(4)溶接スピードの向上など、さまざまな溶接品質と生産性向上が期待されております。
動画ご提供
岡山大学
工学部・機械システム系・機械工学コース
特殊加工学研究室
岡本 康寛 先生
SLM-30の紹介

SLM-30は、産業機器への組み込みを想定して設計された空間光変調器です。コンパクトなLCOSヘッドとドライバボードで構成されており、SLM-300の機能をそのままに、小型・低コストを実現したモデルです。
特性データ例
SLM-300 レーザー耐久性試験結果
照射強度51 GW/cm²のフェムト秒レーザーを10分間照射しても損傷なし(東北大学提供)—4W、1kHz、100fs、ビーム径1cm条件下。
ソフトウェア
SLMシリーズで利用可能なソフトウェア(Windows対応)は、ダウンロードページより入手いただけます。
- GUIソフトウェア: SLMの基本操作やパターンの切り替えが可能。
- パターンジェネレーターソフトウェア: コンピュータ生成ホログラム(CGH)やレンズ、グレーティングなどの光学パターン生成、複数の位相パターンの重ね合わせに対応。
- SDKソフトウェア: Visual Studio、Python、MATLAB、LabVIEWに対応。独自の制御プログラムや外部ソフトとの連携開発が可能。








